| かつて、アメリカ合衆国南部の一地方都市で、ベトナムの子供たちを自宅のベランダに招いて英語を教えていたコリンズという一市民がいました。この人の小さな善意は州から州へ広がり、やがて全米規模の運動となって『コリンズ ベランダ』と呼ばれ、人々に大きな感動を与えました。他方、フランス南部のバカンス村では、様々な国から訪れてくる人々に対し、その地のボランティアグループが暖かい交流の場『フィニオンズ テント』を作り、趣向を凝らした交流の場、テント村としたのです。 人が国境を超えて集い、心を開いて語り合い、来る新世紀に向かって新たな世界を創造する、これが日本全国で学ぶ外国人留学生、研修生と市民のふれあいのためのテント=『JAPAN TENT』です。 |
このジャパンテントは、日本の石川県で開催しています。石川県 は日本列島のちょうど真ん中に位置し、日本文化の宝庫と言われ
ています。第1回は1988年の夏でした。
ジャパンテントのコンセプト です。これらは、私たちのウエルカム運動としてジャパンテント のプログラムの中で、さまざまに活かされています。 |
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![]() 毎年、抽選により多数の留学生たちが大会に参加します。彼等の中には、日本で活躍する人もいますが、ほとんどがそれぞれの国や地域に帰り、日本での留学体験を活かし活躍しています。 ジャパンテントの大きな特徴の一つに、日頃は研究と学習に多忙な留学生に、日本人の平均的な暮らしや文化を体験してもらうことがあります。石川県を通じ、日本の文化に触れ、本当の日本の姿を見てほしいからです。 もう一つの大きな特徴は、約1週間のホームステイを通じ、まさしく言葉や文化を超えた交流が行われます。留学生や私たちにとって、また、世界や日本の未来にとって、この短い時間の中での出来事はあまりにも大きな成果です。 また、このジャパンテントは、ホストファミリーや石川県各市町のスタッフ、地元の大学生など、毎回約3,000名のボランティアが数カ月間、準備から開催まで活躍してくれます。いわば、ジャパンテントの屋台骨を支えてくれているわけです。 一方、相当額の資金も用意しなければなりません。もちろん、石川県や北國新聞社を中心としたマスコミも、日本政府の協力関係省庁も、最大の理解者として主催者や後援者になっていますが、何よりも日本の産業界経済界を代表する企業の援助が大きな支えになっていることです。ジャパンテントが毎年開催できるのも、このように、産学官民の純粋なボランティア精神があったからこそ、と言えるでしょう。 |